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興味を持ったことについて書いています。ゆえに内容はバラバラです...

シャープのマスクがひどい件

 多くの方がコロナウイルスに、うんざりしていると思う。外出自粛要請で家にこもりテレビでは連日コロナウイルスの話しばかり。ニュースにも飽き飽きしてきた。

 

さて、そんな中4月27日に株式会社シャープのマスクの抽選販売が開始された。これは、先日行われた先着販売でのサーバーダウンの影響を受けて行われたものである。

27日に行われた抽選販売では用意された個数が3万個。(抽選の申し込み数を見て4万個に変更された。)抽選応募期間も1日のみと抽選販売にしては異例の短さであった。

しかし、応募総数は想像を絶するほどだった。

 

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シャープのホームページより一部抜粋

応募総数が約470万人、当選確率は約0.82%ということになる。正直、ここまでの応募になるとはシャープ側も思っていなかっただろう。あわてて1万個増産したところからもそれが伺える。しかし、こういう結果を招いたのもシャープが問題であると私は考える。

 

なにが問題だったのか

 まず筆者が思う第一の問題は、一世帯一回までの応募にすべきだったことである。

今回の抽選では電話番号と名前、メールアドレスを入力するだけなので誰でも応募できた。ましてや、クレジットカードなどの支払い方法登録もないので親が子供の名義を使って応募することも事実上可能であった。これが、結果的に応募総数の肥大化を招いてしまった一番の要因といえる。確かに、通常の使用では1世帯に50枚のマスクでは足りないが、緊急事態の今、なるべく多くの世帯に対して販売すべきではなかったのだろうか。

 

二つ目の問題は、第二回以降の抽選販売方式にある。次回の抽選販売がいつになるかはこのブログ執筆時点では未定となっているが第二回以降の販売方法に関しては記述がある。

 

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シャープのホームページより一部抜粋

なぜか、第一回の応募者を勝手に第二回以降も抽選の対象としてしまうらしい。つまり、第一回の応募総数よりも第二回以降増加することが確定しているのである。おそらく、サーバーに負荷をかけることを少しでも軽減するためだと思うが、これでは第二回以降も永遠に当たらないだろうなと思ってしまう。

 

おわりに

 

さんざん文句を書いたので、最後に良い点も書いておきます。

27日応募、28日抽選、29日に当選メールというのは緊急事態に対して迅速な対応でとても良いと思う。それだけ。